皆さんおはようございます。
梅も見頃を迎え、荒川の土手にも菜の花が少しずつほころぶようになってまいりました。
二十四節気では啓蟄(けいちつ)といい、地中にいた虫たちが外に出てくるころ、という意味になります。
身体の中でも冬の間に溜まっていた老廃物を出してリセットしたり、
陽気の高まりとともに『肝』の気が伸びやかになる時期です。
この肝気が滞ったり活発になり過ぎたりしてしまうと、肝が司る気持ちのバランスも崩れてしまって、
不安やイライラなどの症状が出やすくなります。
そこでこの時季おすすめの食材は、
血を補って肝を補うイカやブリ、
気の巡りを助ける玉ねぎやオレンジ。
また、だるくてなんだか元気が出ない方は、
気を補って脾を補うと効果的ですので、
キャベツ(芽キャベツ)やカボチャ、
鶏肉やブロッコリーなどを
積極的に取り入れてみてください。
今年最初の季節の変わり目、
皆様が健やかに乗り越えられますよう。